糸魚川市駅北大火で火事に耐えた丈夫な家?
住宅が燃えなかった理由?
 更新:2016年12月28日

12月22日午前10時半に出火し、鎮火まで30時間にも及んだ糸魚川市駅北大火。
120棟が全焼した糸魚川市の大規模火災で、焼け跡に1軒の木造住宅がぽつんと
立っている。会社員の金沢隆夫さん(35)の家だ。

「周りは火の海となり、もうダメだ!と思って避難した」。だが、鎮火後に戻ると、
建物はほとんど焼けずに残っていた。

22日の出火時、金沢さんは市内で仕事中だった。市の安心メールで火災を知り
帰宅した。消防団員として隣家の初期消火に当たった。だが、強風の中で炎が近く
まで迫ってきた。自宅にも燃え移ると思い、たまらず避難した。

2007年の新潟県中越沖地震など地震災害が話題になるなか、家を建てようと考えて
いた金沢さんは、地元の建築業者に「丈夫な家」を依頼した。08年春、2階建て延べ
250平方メートルの洋風住宅が完成した。

<丈夫な家が糸魚川市大規模火災に耐えた理由は?>
金沢さん宅を手掛けた工務店は「(株)ミタキハウス」という糸魚川市の住宅メーカー
所在地: 〒941-0011 新潟県糸魚川市滝川原98?7 電話: 0120-256-623
(株)「ミタキハウス」は「今後も災害に強い家づくりの提案をしたい」としている。
 

外壁はレンガとステンレス、屋根には洋瓦とステンレスを使い、
窓にはワイヤが入った二重ガラスを使ってとにか丈夫な家を作り上げた。
そのため費用は、一般住宅より1.5倍ほど高価な作りになったようです。

今回の大火で金沢さんは、延焼は避けられないと覚悟して避難したといい、
「火にも強いことを初めて知った」と自身も驚いている。


レンガには保温性により、夏涼しく、冬暖かい家として優れているだけでなく、
防音性もあります。

そして防火性にも優れており、だから今回の糸魚川市火災を耐えうる事が
できたのでしょう。さらに昔の積み上げるだけでなく、ステンレス鉄筋を通す事で、物に
よりますが、震度7にも耐えて倒れない家ができます。


洋瓦は豊富な種類もあり、ポピュラーですが、注目すべきはステンレスを使った事です。

ステンレスは断熱性、耐震性と耐久性にも優れて腐食しにくいです。
しかしこれだけ優れているステンレス屋根は非常に高価で、一般住宅の屋根の材料と
して現在でもほとんど普及していない
とのことです。
そんな効果で優れたステンレスを屋根材にして、洋瓦を敷き詰めた屋根が今回の火災の
猛火にも耐えたようです。


通常の窓は火災の熱で一瞬でガラスが割れて崩れてしまいます。

それに対してワイヤが入った二重ガラスは耐火性だけでなく、ワイヤで窓ガラスが落ちず
に危険性もありません。


あの糸魚川市大規模火災を耐え抜いた丈夫な家。 一つずつ見ていくと情報は少なかった
ですが、明らかに一般の家より丈夫で、費用が高い 理由も分かりました。さすがにここまで
やるのはどうかなと思いますが、今回は住居者のその 過剰に家の耐久性を求めたのが、
功を奏しました。 皆さんも、家を建てるのなら少し過剰という位、万全な家を建てませんか?

ただ、金沢さんの心境は複雑だ。向かいにある妻、薫さん(39)の実家は全焼。
近所にある地域の財産だった老舗の割烹「鶴来家」の建物も焼失した。
金沢さんは「家が残ったのはいい事だが、家を焼失された方も大勢いて喜べない」と話す。
現在、金沢さん宅に身を寄せる薫さんの母、恵美子さん(66)は「焼け野原に1軒」という
状況のため、自らも被災者ながら、「町の復旧に少しでも役に立ちたい」という気持ちが
強いという。